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【Pinarello】ピナレロドグマk8sのスペックを検証

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どうも、sayranです。

今日は久しぶりに週末ライドに行ってきました。彩湖のレースがあるのかわからないので当面の目標は無しです。

走りながら考えていたのですが、wiggleピナレロK8sの価格はどう考えても安すぎる。

というわけで、この間のピナレロドグマk8sのスペックを検証してみたいと思います。

https://www.sayran-roadbike.work/entry/2020/01/27/wiggle%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%80%82%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%84%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82Pinarello_Dogma_K8S%E3%82%84TACXwww.sayran-roadbike.work

ピナレロロードバイクラインナップ

ピナレロのラインナップはあまり真剣に見たことがないのですが、2020年モデルはドグマF12がフラッグシップモデルみたいです。フルームが乗るのはこのクラスですね。

その下にF10シリーズ各種があって、さらにプリンスなどのシリーズが続くという具合です。

別枠でグランドフォンド向けシリーズがあり、ここにKシリーズがあります。K8sは進化して2020年モデルではK10sディスクになっていました。

プリンス以下は、どちらかというとレースタイプではなくスポーツタイプのラインナップです。

買うなら、F12.10 K10クラスですね。

K8sスペックを見てみる

k8sはパヴェみたいな悪路を走破するために、作られたフレームです。トレックでいう所のドマーネみたいなフレームです。

  • 電動、メカニカル対応
  • カーボン 東レT11001K ピナレロ最高のカーボン素材です
  • シートポストは専用。ISPではない。3点止め
  • ワイヤーは外だしでなく、インナータイプ
  • BBはITAのスレッド式。圧入ではないみたいです。
  • フレーム重量990グラム(サイズ53)
  • リアサス付き。ジャガーと共同開発したとの事。
  • ホイールベースが少し長め

カーボン素材は申し分なし、軽さはいい感じですね。そこそこの物で組むと8キロくらいにはなりそうです。

人によってはBBが圧入でないところも好まれるかもしれません。ワイヤーが内装式なのはしょうがないですね。今時外だしのほうが珍しいですし。

ホイールベース長めな点は好みが分かれる点です。直進安定性は上がるけど、パワーのダイレクト感はすこし下がると思われます。サイズ小さ目の選択をすれば解消されるかもしれません。

メリットであり、おそらくデメリットでもあると思われるリアサス。これがポイントです。

リアサスの是非

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これですね。シートステーの根元についているサスペンションです。このギミックを受け入れられるかどうかだと思います。

トレックのドマーネは別の場所にギミックがついていたので多少は受け入れられたのかもしれません。

なお、ピナレロはリア部分で大幅に振動を吸収しようと思っているようで

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後ろ三角の設計に力を入れています。チェーンステーは横に扁平にとなっていて、サス+チェーンステー+シートステーで大幅な振動軽減を狙っています。

昔、グラファイトデザインというメーカーが扁平なカーボンステムを販売していました。かなりの振動軽減効果があったそうですが、同様の効果があるかもしれません。

専門家ではないので詳しくないですが、パワー伝達については縦扁平のほうが優れている気がします。

インプレを集めてみました

  • 安定感のある乗り味ながら軽快感もあり、バランスが良い。
  • 尻への突き上げが柔らかい
  • パリッとした硬さや軽さは感じなかった
  • とてもバネ感が強く、踏み込むとギュワッと前に伸びてくれる
  • ハンドリングがかなり良い。ヘッドチューブの硬さ
  • BB周辺の硬さにより、スピードの伸びがある

K8s発売時期はサス無しのF8というモデルがありました。今でいうF10です。それと比べるとバリっとした感じはないようですが、柔らかいフレームのようにためて進む感じがあるようです。

BB周辺の硬さも見逃せないですね。サスがないF8だと踏み負ける事もあるようですが、K8sだと堅さがうまく緩和されているようです。硬すぎるフレームだと疲れる方にはこれがいいですね。

ハンドリングについてもインプレがありました。ヘッドチューブがしっかりしているようで、安心して下れそうです。

サス無しのF8とは乗り方が異なるけど、遜色ないスペックをもっているという感じのインプレが多かったです。

高剛性フレームのハードさを緩和したK8s

まとめるとこんな感じでしょうか。

  • クリテみたいなレースメインで使わない方
  • ロングライドを楽しみたい
  • 通勤にも使いたい

利用用途がこういう方なら向いていると思います。

インプレでよく、日本の道路はキレイだから、という文言が出てきますが、確かに山の中はきれいな舗装です。

都心の通勤の場合は道が荒れている場合が多いので、このフレームはかなりいいですね。

ヒルクライムはどうなんでしょう。踏み方を工夫すればいけると思います。

クリテリウムみたいなカーブの立ち上がりが繰り返されるレースに出る方は向いてないですね。ワンテンポ遅れたらそのまま終わりになるかもしれませんしね。

実はDogma F8 XLightも安い

K8s以外にもwiggleでDogma F8 XLightが同じ価格で売られています。ヒルクライムが好きな方はこっちですね。

残念ながらサイズが59なので、日本人だと難しいです。サイズさえあえばこっちのほうが人気ありそうです。

日本の代理店だと恐ろしいくらいに高い値段で売ってますが、海外だとこれですからね。

型落ちとはいえ差額60万は、他の業界だとあまりなさそうです。

個人的にK8sフレームセットは買いたいなぁと思っています。通勤の悪路が楽しくなりそうですし、高弾性カーボンの乗り味も魅力です。

おまけ

久しぶりに洗車しました。メンテはマメに行うことをオススメします。

来週のどこかでワイヤー交換をしないといけません。苦手なのでできればやりたくないんですけどね。。。

おわり